ランチジャー見つけた。
今日は兄嫁と音声チャットする約束していたので、待っている間に書くぞ~
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、日本とは違って中国には冷たい物を食べる習慣がありません。
なのでお弁当も冷たい物は食べずに、出来立ての温かい物を食べます。
冷たい物を食べるのはみじめ?卑しい?というくらいひどい事だと聞きました。
お昼時になるとリヤカーに発泡スチロールのケースを乗せたお弁当屋さんがあちこちに現れます。
中には大きな鍋がいくつか入っていて、その中にはおかずとご飯が入っているようです。
使い捨てのお弁当箱にご飯を入れて、上におかず(野菜とお肉の炒め物)を2種類くらい乗せて
1パック5元~10元とか。
私は買って食べた事がないので、売っている人や食べている人を覗いたのと聞いた話ですが。
そしてコンビニでは「おでん」が一番売れるんだそうです。
冷たいおにぎりやお弁当よりも温かいおでんの方が、中国人の心をひきつけたようです。
中国にもおでんに似た様な食べ物があるし。
生野菜も食べる習慣がありません。野菜は必ず炒めるなどして、火を通して食べるそうです。
「火を通せば消毒にもなるし、農薬が心配だから。」という事らしいけど、火を通しても農薬は残るよね?
今はだいぶ外国の食文化が受け入れられているようで、生野菜も食べるよという人も居ますが
それは少数の人達で、ほとんどの人がまだまだ昔からの習慣を変えずに居ます。
なので私が来た当時は、お弁当箱をはじめお弁当グッズはあまり見かけませんでした。
あるとすればタッパーみたいな簡単なお弁当箱で、レンジで温めるのかな~?って感じの物。
仕切りなんかはなくて、きっと5元弁当のようにご飯の上におかずを乗せるだけの物だと思われる。
が、最近カルフールにも保温用のお弁当箱が出始めたんです。(もともとあったのか?)
あの「ランチジャー」と呼ばれる、その昔は工事現場などで働くお父さんの必需品って感じの。
ご飯とおかずとスープが入るあれです。
今は女性向けに小さくてかわいいデザインの物もありますよね。
そんな感じの物がいくつか水筒の棚に並んでいました。
と思ったら、そこだけじゃなくて1階にも「タイガー」のショップがありました。
そこにはランチジャーと並んでいろんなサイズの水筒まで売っていました。
なんと今年の春節に日本で買って来たのと同じ物がありました。
やっぱり日本よりもちょっと割り高でした。300~600元でした。
これって単純に日本人が増えたからだけじゃないと思う。
中国人にも需要が高まっているからだと思う。
これなら家から温かいままお弁当を持って行けるからね。
きっと温かいお弁当が食べれるならと、買い求める人が多数いるのではないでしょうか?
そして、 もちろん冷たい飲み物を飲むという事も、中国人の常識にはありません。
冷えていないとまずいビールでさえも、常温で飲みます。夏でも冬でも。
理由は「胃に悪い」「腎臓に悪い」と人それぞれみたいだけどとにかく「体に悪いから」だそうです。
とにかく体を冷やすのは体に悪いという事みたいです。
その昔深センにいた時、会社の人たちと海へバーベキューに行ったんだけど、途中で買った飲み物を
クーラーBOXに入れる事無く、真夏の太陽の下に置いていた。
妊婦でのどがやたらと渇く私は、持っていたお茶がなくなり「私の分も飲み物買って来てよー」と
ダーリンに訴えていた。
それを聞いた女の子が、「はいどうぞ」とにっこり笑顔で渡してくれたのは、紙コップに並々と注がれた
炎天下に長時間置き去りにされたコーラだった。
受け取った紙コップがとても温かかったのを今でも覚えている。
受け取ってしまったからには口をつけないわけには行かない。(ここが日本人)
そのお味は・・・忘れたいけど忘れられない思い出の味。(泣)
その横で自分だけ売店で買ってきた冷え冷えのビールをうまそうに飲むダーリンが、とても憎らしかったのも
忘れられない、1998年夏の思い出・・・
ちょっと話がずれちゃったけど、日本人は暑い日には冷たーく冷やした飲み物を飲みたいですよね?
中国人は違うんですねーきっと中国人以外にもいるんでしょうね、世界は広い!
やっぱり海外に住んでいると、日本の常識が世界の常識ではないという事を、いろんなところで感じますわ。
さーて明日はお友達が来るからお掃除しなくちゃ・・・でももう寝よう。おやすみー
(チャットは無事に済みましたわ。楽しかったね、兄嫁!)
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おっと、藤木直人が結婚ですと!?ちょっぴりショックを受ける。
でもまだ福山は結婚しないもんね。(福山雅治ファンなのをカミングアウトしてみる)